Honey Ant

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2018年 04月 25日

”育てる”ということ

昨年の10月ごろに花脊に移住して、すぐに米麹を作ったら普通にできたので、何も考えず極寒の2月に仕込んだら、2回続けてできないわけではないけど、とっても大変&綺麗にできなかった。

うーーん・・・。
なぜ??ってその時相当悩んでたんだけど、ふと、
「麹カビ」を育ててるんやんな。カビやんな。
カビが繁殖しやすい環境を整えてあげれば、それで良いのではないか?

って思い直して、いつも「米麹を作ろう」って思ってたけど、
「カビを生やそう。カビ菌をお米にふりかけるんだから、そのカビが生育しやすい環境を作ろう」
と考え直しました。

例えば、カビは、空気がないといけないだろうし、適切な温度も必要だろうし、湿度も必要。
これらを数字で見てたら、その数字ばかりを追ってしまうけど、
よく考えたら、カビが繁殖しやすそうな温度も湿度もなんとなくわかってて、例えば、パンの保存をするときにカビが生えないようにどうするかな??
ということの反対をすれば良いということに気がつきました(笑)

そしたら、急に気が楽になって、
「米麹を作ろう」って思うと、温度も湿度も時間も気になって寝れない日々が疲れたけど、
「麹カビを育てよう」って思うようになったら、育てるということで考え方に余裕ができて時間もじっくりと待てるようになったら、ストレスフリーになりました◎

やってることは、もちろん同じ工程なんだけど、気持ちの持ち方というか、捉え方で全く違う
米麹作り。

3年ぐらい作っていてようやく、作る。ということより、育てるということを意識した方が良いということに気がつきました。

ちょっと、自分の感覚でしかなくて上手に伝えられないのだけど、
なんとなく、『麹作り』が『コウジカビを育てて綺麗な米麹が出来上がる』ことが楽しくなってきました。
しかも、ストレスなし。

農作物も”作る”となると、肥料や土や天候や色々と気にかけるべきことが多いけど、
”育てる”という意識で向き合うと、その作物がどうやったら心地よい環境になるのかな?と考えるようになるから、きっと、間違ってることもするだろうけど”作る”という意識と”育てる”という意識では全然違うような気がします。

まぁ、でも、農作物自体は、作るも育てるもそもそもない気もしていて、『ちょっと環境を整えたいし、できれば食べることができるものがたくさん近くにあれば嬉しいなと思って整える』ぐらいの気持ちでやっていった方が良いなって思っています。

裏庭の荒れ地を開拓しているんだけど、
そもそも荒れ地っていうのは自然に戻ってるということで、その中でもちゃんと生命体がたくさん生きているから、きっと自然循環がうまくいってるのだろうな。
私が育てたいのが、その地にないばかりに、そして、育てたいタネを手に入れたがために、その自然の循環を壊して畑を作っていく。
ススキの根っこや岩のような石だらけの畑を「ツルハシ」や、「くわ」などで掘り起こしていくたびに、
自然の循環を今、壊しているんだなーって思っていました。

自然栽培をしたいと思いながら、今ある自然を破壊している行為がとっても不自然だけど、まぁ仕方ないのか??
クワを振り下ろすたびに不自然になっていく畑。
不思議だなーって。

山野草をみつけようとキョロキョロしてるけど、畑の中の草たちは根っこごと抜いているのか・・・。
なんとなく、いつもそんなことを思いながら開墾しています(苦笑)

まぁ、そうは言えどもせっかくの畑の土地なのでしっかりと作物を育てたいなとは思っています。

できるだけ自然の循環を壊すことなく、畑をしたい。

獣も虫も敵だけど、敵ではない見方がで見るように。人間を含めて自然の一部で、ちゃんとその土地で循環できるように考えていきたい。今回の作物がたくさんできることが目的ではなく、循環しながら継続できることを考えていきたいな。

なんとなく、冬の間は春になったらあれこれ育てよう。あれを作ろう、これを作ろうと楽しみにしていたけど、春になって実際に畑を耕していたら、「何してるのかなー?」って思い始めました。
せっかく育ってる草(雑草)を抜いて、耕している。そこに土地に無いタネを蒔く。
それ自体が不自然。でも、まぁ、それが人間(ていうか、私)と思って、それも含めて”育てる”ということをしていきたいな。と思いました。

うまく書けないけど、春の開墾と米麹(菌)を育てるということの自分の中の気づきが同じレベルだったので・・・。


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出麹。
良い香り。

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色々なタネを植えています。
何を植えたかは全く覚えてないけど。。。
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イチゴの花もたくさんついて、実もすこしずつ大きくなってきました。
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たくさんあるお茶の木。多分、手入れされなさすぎて枯れてきた感じ。
風通しがすこぶる悪い。
早く剪定してあげたい。もしくは、下にある草を刈ってあげたい。
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わさわさのそら豆とジャガイモ。の周りによもぎと何か。
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明らかに雑草なんだけど、あちこちに黄色の花が咲いてます。
なんなんだろう??
蛍光黄色みたいな小さな花がたくさん。

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せっかく芽吹いたのに、人間都合で根っこから掘っていることが残念な気もするし、まぁ、そういうものなのかな?という気もするし。
なんとなく、せっかく生えてるものをわざわざ手をかけて引っこ抜いて、育つかわらないタネをまいて病気にならないかドキドキするって変な感じだなーって思ってるということです(苦笑)

麹作りも、
菌を米につけてるんだから、それだけで優勢なのに、温度やら湿度やらを気にしすぎてしんどくなったり苦痛になったりするなー。。と。。
食品などにカビをつけないように気をつけてるのに、(麹)カビを生やすことに気を使ったりでなんか変な感じだな。

とりとめのない話。
不思議な感覚の話。

花脊にある、この自然の中でより、自然のサイクルを感じることで芽生えた感覚だなって思っています。
街中でいた時は、全然気がつかなかったな。
畑は開墾するものだったし、麹は作るものだったし(笑)

花脊に来て、当たり前のこと、自然のことを知っていたつもりで体感できていなかった。ってひしひしと感じます。日々、気づきがあって、感動があって、自然のサイクルのことを強く意識できるようになりました。
ほんと、色々と考えさせられます。





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by honeyant | 2018-04-25 21:38 | 日々の日記 | Comments(0)


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