Honey Ant

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カテゴリ:食に関する考え事( 29 )


2016年 10月 22日

「基本」とは何か?何が正しいか?

来週の月曜日から少し集中してレッスンがあり、リクエストされたのが
「とにかく全体的に基本的なこと」を習いたい。とのことでした。

例えば、調味料や、調理方法のこと、和食をメインに献立方法(一汁三菜のきほん)なんかをざっと・・・。

そこから、自分がどこを知りたいか?ということを見つけたいということだったので、もりもりの内容でざっとこんな感じ・・・。というのをお伝えすることにしました。

基本だから、基本的なことをお伝えしようと思って普段気をつけていること、実際はこうした方が良いんだろうけど、私はこうやってやりやすいようにしてる。
みたいなことをお伝えしようと思い、レシピにまとめていたのですが、とっても奥深いです(笑)

自分のこと、料理のこと、伝えることをじっくりと見せてもらえる良い機会になりました。

私は、今自宅で料理教室をメインにご注文頂いている焼き菓子やパンなどを焼いたり、W.Sなどで他の方々との交流や「日々の暮らし」をお伝えできるような何か・・・と活動しています。
そこには、仕事も休みも遊びもあまりなく、全てが仕事であり、全てが生活であり、全てが遊びであるのです。

そんな家にずっといる私がこうしてます。って言っても、実際は外で会社勤めをされていたり、お子さんがいたり、などそれぞれの立場が違うのでやっぱり同じようにはできないな。って思っています。

そんなことを思いながら、少しでも日常のヒントになってくれれば。や、もう少し簡単にシンプルにできる方法を提案できれば・・・。
ご飯を作ることって、買い物に行くところから始まっているので毎日毎日買い物に行かなくてもちゃんとお料理が作れる乾物や豆などを使ったりできると本当に便利だなということをお伝えしたいと思っています。

今回、レシピを作っていてしっかりと基本を。とのことだったのだけど、まず
「基本」って何?というところから考え始め、実際は「基本」っていうのはないんだろうな・・・。と思っています。
「コツ」みたいなのはあるけど、また、こうしたらこうなる。というようなことはあるけど、「基本」っていう正解的なものはないんだな。って思ったのです。

例えば、先日ちょっと面白い読み物の中に、
天日干しした乾物(アジのひらき)と機械乾燥したものではどちらが美味しいか?という話が載っていました。
機械で測定したら、両方とも同じ栄養価だそうで旨味成分は若干、天日干しの方が多いという結果が出たそうです。

実際に、人に食してもらって感想を聞くと、半々ぐらいで好みが分かれたそうです。天日干しの方が好きな方は「旨味がある」「噛むほどに濃い味になる」
機械乾燥の方が好みの方は「ふっくらとしていてジューシー」「柔らかくて食べやすい」
との感想だったそうです。

なんとなく、わかるような感じですねー。あとはどちらが自分が好きか?というだけの話になります。
また、「ご飯、お味噌汁、鯵のひらき」だけ。という食事であれば少し濃さを感じたり、より噛んで味が深くなっていく天日干しの方が食事的に合うかもしれません。
「ご飯、お味噌汁、鯵のひらき、漬物、卵焼き、豆腐、和え物、煮物・・・」(なんとなく旅館の朝食イメージ)
だと、機械乾燥の方が食べやすいかな?と思います。すべてが味が濃くてご飯が進みすぎますね(笑)

そんなことを思っていると、どれが「基本」なのか?「正解」なのか?というのは自分自身の生活を見ないとわからないなーと思いました。
でも、もちろん、コツはあるのでその辺りをお伝えしたいと思っています。

私がいつも考えているのは、食感、味わいに変化を持つようにレシピを考えています。基本は一汁三菜をベースにこってりしたもの、あっさりしたもの、酸っぱいもの、などなど。
食感も柔らかいもの、ジューシーなもの、しっかりと噛むもの。という感じで考えています。

それによって、調味料を使ったり、使わなかったり。
野菜の繊維を断ち切ったり、切らなかったり。
大きく切ったり、細かく切ったり。
油を使ったり、使わなかったり。

いつもの作るお料理でもメニューによって変化させたりします。
全体のバランスって大事。

濃い濃い濃い・・・になると食べにくくなるし、飽きてくるし、薄い薄い薄い・・・になると物足りなくなる。

まぁ、これも全て自分の感覚でしか決めることができないのでコツを知って「料理の基本」を自分で作り出す。ということなんではないか?と思いました。
そこから、今日は疲れてるからこうしよう。今日はじっくりと素材と向き合ってみよう。など応用できていくのでは?と思っています。
お料理本をどんなに読んでいても、コツは書いてるけど基本は書いていない。

料理人だとしても、その店の基本、基礎はあるだろうけど、あと、料理のコツはあるだろうけどその人が家に帰ってから同じようにするかどうかは不明。(多分、しない・・・)
と思うと、やっぱり日常の家庭料理の基本は自分で作り出すべきだな。って資料をまとめながら考えていました。

あと、料理を楽しめるようになるためには?ということも考えたいです。
ちゃんとしなくちゃ。ということよりも、楽しまなくちゃ。ぐらいの方が良いような気がします。
生きてる限りはやっぱりお料理しないといけないし、お料理をすることは日常なのでそれを楽しみにできるように、どうしたら自分は楽しめるのか?ということをじっくりと向き合い、考えることって大事だな。って思います。

忙しい時に無理して面倒な料理をせず、ご飯とお味噌汁と天日干しの鯵の開きで良いですよね(笑)
まぁ、自分にとってどうか?ということを見つめる良い機会になりました。

そんなことで、月曜日からちょっと楽しみです。また、ご報告しますね。




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by honeyant | 2016-10-22 12:25 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 09月 14日

心と体のこと。の続き。

パンやお菓子を作って販売し始めてから14年ぐらい経ちます。
屋号を持って販売を始めたのが2002年。

始めはただお菓子やパンを作って、喜んでもらえることが嬉しかったです。
そのうち、いろいろな素材のことに目が行き始め・・・。

普通に使っていた外国産小麦。国産と何が違うの?小麦ってどんな種類があるの?
から少しずつ調べ始めました。

その当時は今ほど食の安全性などの話もなく、情報も少なく、少しずつ調べては疑問に思い、何が正しくて何が間違っているのか?自分で判断ができなくてモヤモヤしてて、もうこんなんだったら自分で小麦を作って素材全て自分で生産するしかないやんなー。とか投げやり的に思ったり・・・(でも、そうしてる人もいて)

私が出来る範囲で。私が気持ち良く作れる範囲で。

ということで、自分軸で自分が心地よいものをできる限り、できる範囲でと選択してきました。
全てを思い通りの素材にはできないけど、少しずつ・・・。

正しい、間違ってるという判断はその人の価値観の違いなのだから、ものに対して、素材に対してそう言った判断をすること自体をやめて自分がどう思って選ぶのか?ということだけで素材を選ぶようにしています。

とても良い素材でも高級すぎて手が出なかったりもするし、いろいろとモヤモヤ考えます。もちろん今でも・・・。
でも、今は段階があるな。と思っているので、
コンビニで気軽に手にできるパンが体に負担が来たなーと思えるようになったら、ちゃんと作られてるパンにしよう。簡単におうちで作ってみよう。天然酵母で焼いてみよう。素材に気を使ってるパンにしよう。

などなど人それぞれのその時のタイミングがあると思うので、もし、少しでも体に負担だな。と思うような出来事があったら自分軸で選んでいくことができると良いな。と思います。

10年前からアレルギーの子たちもいて、卵、乳製品を使わないパンなども作っていたのでそう言ったこともあってか、食に関心のある方々とたくさんのお話をしてきました。

アレルギーをお持ちのお子さんのお母さん、ご自身、体調が悪くなってしまった方、精神的に辛くなってしまった方、、、

いろんなお話をしてきて、少しでも私が作ったもので救われたと言われたら嬉しいな。と思っていました。
本当にありがたい。

その中で、最近考えていたことなのですが、前回も書いた、「心と体のこと」。

精神と体は繋がっているので、食事を正せば(体を安定させれば)精神も落ち着く。
ストレスに少しでも強くなれるかも?
というようなことを書いたのですが、ふと、今までのお話ししてきた中で感じてきたことがちょっと違うなー。と思うことがあって、その2を書こうと思ったのですが、

「食を正す」ことに意識が強すぎて精神が不安定になってる部分もあるのでは?とか思う時があります。
「食を正す」「正しい食事をする」ことに執着してるのかな?と思うことがあって
もしかしたら、その執着が精神的負担になっているのでは??

とか思えなくもない。

精神的に、また体調的に不安に思う時、崩した時に「食を正すこと」を意識することは大切だと思うのですが、「自分が食にこだわりを持っている」ということに執着してしまうと食事は正しているのだけど、執着が心の病となって精神的に不安定になっているのでは?と思います。

また、その「正しい食事」も自分軸でないと精神的に辛くなってくると思います。
特に、今のこの情報社会でどんどんといろいろな方面からの情報が入ってきます。

たくさんの情報の中から自分軸で、今の自分にあった食を選び、執着せずに変化さえも楽しめるようになると、良いのだろうな。と思うのです。

ちなみに、あれが体に良い、これが体に良い、あれが美味しい、これが美味しい、など執拗に追い求めることも食に対する執着なんだろうな。と思っています。

今、目の前にあるものを「美味しい」と感じることができて楽しむことができたら良いですよね。

結局は、自分のことを見ていく、そして今の自分軸を見つけることが一番なのだと思います。
それは、情報や他人のことを見ない、聞かないのではなく、それだけを見ず、
自分自身のことをしっかりと見つめていくことが必要だと思っています。

内観法なども良いですが、本当に一呼吸おくだけでも違うかもしれません。
日常の食事は人それぞれの軸があるはずです。
知ることも必要だけど、それをしっかりと自分軸で見極めていくことが本当に大切なんだと思います。

まぁ、本当に思うのは今は飽食なので「あれ食べたら〇〇に良い」とかよりも、食べない選択の方が良い気がします。まずは食の執着を手放すことで見えてくることがたくさんあると思っています。

**余談**
10年ほど前から食のこと、食の問題、それこそ栄養素などを色々と調べたりしてきて、食の問題では本当にたくさんの思いがあって怒りで泣けてきたこともたくさんありました。
もちろん、今でも憤りもあるけど、
結局自分軸がないと選べない。という結論に今は達しています。

その自分軸の基本は土地のものを、その季節にできたものを食べる。端境期などで食べるものがなかったら乾物や保存食を利用する。不自然に作られたものはできるだけ避けたい。想いのあるものをいただきたい。
そんな感じで落ち着いています。

でも、ずっとずっとそればっかりを考えてきてやっと出てきた今の結論、私の想いです。

原発事故があって急速に食や環境の安全性の問題が大きく取り上げられて、意識をそこに向けたら、情報が多すぎて、さらに驚くような情報ばかりで、本当??と疑いたくなるような記事ばかり。

すごく悩んでいる、迷っていると言う話をよく伺います。
そりゃあそうだなーと思います。
少しずつ知っていっても10年以上かかって、まだまだ選び切らないことだらけです。

たまたま、私は食に関しての仕事をしてきたのでそれを調べようと思ったのだけど、ふと日常にその情報が大量に溢れかえってしまった時には本当に処理できないですよね。。。特にお子様がいらっしゃったりすると、食だけでない、いろんなことを選んでいかないといけない。

日々、知ることは大切。そして、自分を見つめることも大事。
自分の軸を持って執着ではなく、こだわりを持って選びとっていくこと。

いろいろな場面で執着を手放すことって大事だな。知らないうちに手放せないことや執着と思っていなかったけど、結果的に執着してたなーと思うこともあり。

変化していく自分自身をしっかりと見ていきたい。


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by honeyant | 2016-09-14 15:02 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 09月 07日

心と体のこと。

最近、テーマなのか?よくこの話をします。

心と体のこと。

肉体と精神は同じ体の中に入ってる。表現が難しいけど、
簡単に言うと、精神と体は繋がってる。

緊張するとお腹を下す。胃が痛くなる。というのもよく聞きますが、
精神状態で体の反応が出ることがあるということでよね。

それは、誰もが経験することだと思うので、疑問の余地はないのですが、
日常でもそういったことが常に行われているということを忘れがちです。

精神的に辛いと思う時は食を正すように気をつけよう・・・。とはなかなか思えなくないですか?
辛いな。しんどいな。と思うと、逆にストレスで食べたり、絶食したり。

あー辛い!と思いながら食を正そう。自然のものを少しだけ食べよう。とはなかなか思えないものです。

でも、体と精神は繋がっているのです。
欲望のままの食べることも、もちろん対処療法としてはその場しのぎになるかもしれません。

そうであれば、日常から、ストレスを感じる前に食を正せば大きな精神の崩れが防げるかもしれません。
精神と体が繋がっているのであれば、
良い状態もまた
精神と体が繋がりますよね。

そう思うと、
良い体、日常の食を正していけば、精神状態も少しは安定してくるのでは?と思うのです。

ストレスを感じてから食を正すことは難しいけど、
逆に、
日常的に食を正していくことでストレスを軽減していくことって可能なのではないかなー?

とか思ったり。

今あるストレスを緩和させるために仕事を辞める、今の環境を激変させること。

って、かなりの勇気と行動力が必要になるけど、
毎日の食事を少し正していくことって、それと比べてみるとそんなに大変なことではないかも?しれません。

食を正す。

正すと言っても・・・?と思いますが、シンプルです。

まずは、自炊です(笑)
このハードルが高くなりつつありますが、シンプルに作ると良いですよね。
品数は多くなくて良いはず。
ご飯とお味噌汁、漬物プラスα(あればおかず)です。

お米を洗って(あえて研いでとは言いません)、季節のお野菜があればそれを入れたお味噌汁を。
浅漬けでも構わないのでお漬物を。
あとは、食べたいなと思うおかずを1、2品。

日常食では、十分ではないですか??

次に、調味料は本物を使う、できれば自作する。です。
味噌は大豆、(米、麦、豆)麹、塩
のみで作られたもの。
漬物は、糠漬けなど自作できないなら浅漬けを。塩もみしただけで良いのではないかな?塩はミネラルを含む天然塩で。
梅干しなら、「梅、塩」のみのものを。

調味料は大切です。というか、一番簡単に食を正すことができます。
毎日のお野菜の購入は無農薬などを探すことが困難ですが、調味料はしっかりしたものを選ぶことができたら
安定的にそれを購入すること、自作することが比較的簡単に行動できると思います。

毎日購入するものでもないので続けやすく、また調味料ではっきりと味わいが変化するのでわかりやすいです。

いきなり、玄米菜食!とか、マクロビ!とか思わなくても、出来る範囲から少しずつ。
でも、諦めないで続けることが大切なんだと思います。

ストレスに感じると、食が乱れます。
食が乱れると、ストレスを感じます。

心と精神は同じ体に入っているので、できることから少しずつできるように。

そう思うと、日常の食を正すことが一番てっとり早い気がしています。

そんなことを考えていました。
調味料って本当に大事。

いろいろなコースメニューを考えていますが、
調味料のコースは一番やりたかったこと。

あとは、季節を感じるお料理教室も一番やりたいこと。

調味料を正して、季節にできるその土地の作物をいただければ、それで十分だなーと思っています。

プラスα、食べる楽しみ、作る楽しみ。

そんなことを考えていました。

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by honeyant | 2016-09-07 21:44 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 08月 31日

家庭料理を考える その3

【手仕事をするということ】

季節ごとに来る手仕事。

流通が発達していなく、冷蔵庫もなかった時代では、その時期に採れた身近な旬の作物を少しずつ大切にいただく。

そのための保存方法をそれぞれの知恵で受け継がれて、それぞれの家庭のやり方と味があった保存食。


今は流通も盛んで日本全国、世界各地の細々とした食材、スパイス、各地の保存食まで手にとって楽しむことができます。

その中で保存食っているのかな?保存技術も発達し、冷蔵庫がない家庭はほとんどなくわざわざ保存食を作るということ、

保存させる意味がなくなってきています。


それでも、季節ごとに来る味わいを、時には遠い場所から運んでもらってまでも作りたくなる気持ち。

自分でもとっても不思議なのだけど、毎年、農家さんから送ってもらったりして作る保存食は、生きるために食べる食。ではなく、楽しむための食。作る楽しみ、いただく楽しみを得ることができると思っています。


買い物に行けばわざわざ保存食を作らなくてもパックされて完成系が販売されています。それでも手間暇をかけて作る意味。ということを考えた時に、やはり手仕事の楽しみを一手間、一工夫、自分自身で考え、手を使って完成されていくモノは、自分にとって特別で、そこから広がっていく世界があります。


先人が残してくれた文献や、また現在活躍されている方々の文献、さらには一般の方々の多様な方法が本、インターネットなどですぐに確認することができます。その土地の、その人にあったやり方があります。


あまりの情報の多さに、ちょっと構えてしまったりもするかもしれません。また、情報が多いにもかかわらず、実生活とあまりにもかけ離れすぎていて「私には無理、難しいのでは・・・?」と一歩を踏み出せずにいるかもしれません。


いつも私は、

「昔から受け継がれてきたもの、特に家庭で作り続けてきたものは、簡単だからこそ、誰でもつくることができるからこそ続けてこれたのだ」

と思っています。


もちろん、その中でのそれぞれの工夫ややり方が生み出され、よりその土地にあった、時代にあったやり方で受け継いで来られたのだと思います。


今の時代は、冷蔵庫など冷やす、温めるの管理が比較的簡単になっていますし、また道具に関しても温度計、重量秤など数値化しやすいもの、参考にしやすい数字も確認することができます。


なので、今まで受け継いで来られた(2世代前までは当たり前に作られていたもの)ものは、より簡単に作ることが可能なのではないかな?と思っているのです。


実際にやってみるとほとんどの保存食や発酵食は手間はかかりますが簡単にできます。

また、基本的な考え方もだいたい同じなので何度もしているとだんだんとわかってくるし、毎年やってると、実は深く見えてくることがあります。


作物は同じにはならないし、漬けていても同じようにはならない。

道具によっても変わるし、保存場所によっても変わる。いろいろな変化や自分のやり方を見つけて、より自分らしい「手仕事」を確立していくことがすごく楽しいです。


イベント的にやってみよう。から始める。でも、そこで終わらずにその続きを自分なりに続けていくことが大切なんじゃないかな?と思っています。

さらに、もし可能であればそれを地域に伝える。身近な人に伝える。一緒に作ってみる。情報交換する。


続けることって大事だし、そうすることでしか見えてこない奥の奥の楽しみがあるのです。


まずはイベント的に第一歩をご一緒しましょう。

そこから、続く二歩目、三歩目は共有しながら楽しんでいきたいです。


そんな想いもあって季節ごとの手仕事を始めたいと思います。

その手仕事を作った出来上がりや、途中経過ごとにそれを使ったお料理教室やまた持ち寄り会などができると良いな。と思っています。


作物のことは、その時期にならないとわからないのでざっと年間を見渡して、だいたいこれぐらいの時期にこういうことをする。というスケジュールを出します。

変動するかもしれないし、開催できないかもしれませんが、楽しみにしてくださいね。


みんなで作る保存食、発酵食、仕込みものは単純作業で、でもそれぞれ作り手によって異なってくるのでとても楽しく、興味深いです。

秋から、いろいろと企画中です。


ぜひ、一緒に「手仕事」を楽しみましょう。


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by honeyant | 2016-08-31 15:37 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 08月 24日

畑を始めましたその2

プランター栽培も始めてます。
プランター栽培は、三重県の時芽輝農場さんから購入できた
・紅大豆
・魁ピーマン
・調理用トマト
や、
たねの森さんから購入した
・オクラ
・いんげん豆
・ミックスサラダ
・ラディッシュ
・ディル
を種から、

・バジル
・青しそ
の苗も購入して植えました。

種から、うまく発芽してくれて
多分、8割以上が発芽してくれたんじゃないか?と思うほど発芽率が良かったです。

双葉から、本葉が出て初めはぐんぐんと成長してくれました。
プランターの土は、どこで購入するか思いつかずで、結局ホームセンターの有機の土とか書いているものや、普通の土を買ったりしました。

本当に、園芸のことを全く知らなくて
初めはぐんぐん育つのだけど、そのうちヒョロヒョロと頼りなくなり・・・。
あれ?
って思ってたけど、ホームセンターの土って初めからある程度は栄養が配合されているということを後から聞き、その都度肥料をやらないと〜。
ということで・・・

ガーーン。。。

一応、米のとぎ汁なんかはあげたりしてたけど、ちょっと弱かったみたい。
やっぱり、お味噌汁ですね!(←トマト農家の星野さんから教わった)

畑は、夏野菜のギリギリだから、種からだと間に合わないし苗を買ってね。と言われていたので苗を買ってそのまま植えて、何もしなかったのですが、米のとぎ汁さえあげてませんが、ぐんぐん育つし、茎も太い。
あぁ、やっぱり土、環境なのね・・・。

本当に、土ってすごいな。太陽ってすごいな。そして虫たちって本当にありがたいな。と実感です。
ちなみに、水さえもほとんどあげていません。が、干からびることなく元気に育っています。

プランター栽培は、あまりの適当さに(汗)
成長はしたものの、たくさんの収穫には結びつかなかった。

けど、なんかいろいろと学べて来年はもっとこうする!という考えも出てきたので1年目は良しとしよう。

去年は、たくさん取れて嬉しかった佐伯さんとこのバジルを今年は欲張って1鉢に2株植えたら、全然できなかった(泣)

でも、あまりにもできなくて放置してたから花が咲いて種を取ることができました。来年こそは!

昔読んだ本の中で
「「毎年、来年はこうやって植えよう、ああしてみよう」と思うのだけど、後何年畑ができるかな?そう思うと、限りある回数でしかないので毎回真剣勝負です」
みたいな話を読んだことがあって、本当だなー。って。

今は確かに季節に関係なく作物が育つシステムや環境があるけど、自然の流れに沿うと基本的に1年に1回の栽培。
その本を読んだ時に、私もその年の、その時期のお野菜を毎年真剣勝負で食さないとな。と食いしん坊ながらに思いました(笑)

実際に、畑をしてみて今改めて気がついたことは
旬の時期って短いと言われるけど、一つの畑の、一つの株の「旬」「ピーク」はさらに短い。ということ。

八百屋さんでお野菜を購入すると、色々な産地のもの、いろいろな農家さんのものを入荷してくれているのでそういったことがわかりにくい。
基本的にはベストな状態のお野菜を仕入れてくれているので旬が長いと思ってしまう。

でも、実際には
種をまいて発芽して、ぐんぐんと成長して実をつけて・・・第1果は大体みずみずしくて美味しい。(そして、初めの頃は早くに収穫した方が後から長い間収穫できるということを学びました)その後からどんどん出てきて旬=最盛期(ピーク)を迎え、そのあとは株の老衰というか、疲れてきて皮がゴツくなったり、実が硬くなったり、種がゴツゴツしてきたり。
そのうちに、茎から枯れていったり、花が咲いて葉物が硬くなったりとして食用には向かなくなっていきます。

それで、その株は終了。そこから種取り。
種取りって本当に大変で食用の収穫が終わってからさらに数ヶ月もの月日を必要なものもあって結構気の長い話です。
改めて知ると、まぁ、全ての種を取るのって本当に大変なんだなーと。その間は他の作物も育てることができないので土地も必要だし。
F1種が良い悪いではなくて、あったら使っちゃう気持ちも、何も考えずに使いたくなる気もわかります。

種取りをしている農家さんって本当に素晴らしいです。
でも、自分の畑で、土で収穫していく種を次世代に繋げていくことの利点もたくさんあり、その土地にあった農作物ができていきます。
なので、農薬も肥料も不要になっていくはずなのです。

そう思って、できるだけ種も取りたいな。と考えています。まぁ、何事も出来る限りです。
初めは、信頼できる種屋さんから購入します。

話が逸れましたが、プランター栽培の日々。
3月後半のある日。
種を蒔きました。
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直播したものと、ポットに植えたもの。この後、1週間ほどで双葉が出始め、2週間目ぐらいになると本葉も出揃いました。順調。
















4月中旬。約1ヶ月も経つと、葉物はわさわさ、ラディッシュはみずみずしい初収穫。  
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間引きをしないといけなかったんだけど、どれをどう間引きしたら良いのかわからずで、結局放置してたら、虫たちがたくさん来て、最後はかなり悲惨な状態に(泣)


通気性をよくする、不必要なものは手放す。自然からのメッセージでした。
本当そう。

植物にはそれぞれの性質があって、収穫を視野に入れると間引きしたり摘芯したりする方が良いものも多数。

初めはよくわからなかったけど、実際に随分と失敗してみてよくわかります。

さらに、虫食いたちも、ちゃんと撮ってあげてると、一時諦めていた大豆やいんげん豆もちゃんと元気になったりと、
必要なだけは手をかけてあげることも大事だな。
と思いました。


たくさんになるので、また続きます。

ちなみに、今は夏野菜がほぼ終わり、ぼちぼち秋冬野菜の準備の時です。
畑とプランターにそれぞれ何を植えようかな?と考えてます。

楽しみですー。                                       

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by honeyant | 2016-08-24 17:16 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 08月 24日

家庭料理を考えるその2

よく目にしたり、聞いたりすることで
「女性が長生きなのは毎日の食事を作っているからだ」
というような内容。

半分冗談のように書かれたりしていますが、理由としては
・毎日の献立を考えることで脳が刺激され活性化する。
・献立を考えることで自己管理ができる(自分の体調に合わせた食事を作る)
・食に関することを考える時に、唾液が出て酵素が出る(免疫力が上がる)

などなど・・・。
うそ〜??と思うこともあるけど、
毎日の食事を考えることは確かに長生きの秘訣かも?とかも思ったり(笑)

よく、不思議だなー?と思う光景があります。
レトルト食品や加工食品などのパッケージなどに書かれている
「有名店の味」「料亭の味」のキャッチコピーなどなど。

家庭でも楽しめるようにという意図はわかるのだけど、家庭では家庭の味を楽しめるようになると良いのになー。とか思ったり。

あと、有名店の味を再現。などのお料理(技術、技法)もちょっと違和感。

昔、ある人が初めてのアルバイトでパスタ屋さんでアルバイトしたそうです。
そこのパスタ屋さんは、毎回スパゲティをその都度ゆがいていると時間がかかるからと軽くゆがいて水で洗い、一人分ずつ小分け冷蔵していたそうです。
そのアルバイトの子は、それがお店の味なんだと良い風に思って、家でも先に軽くゆがいてから小分けにしていたそうです。
笑い話だけど、結構そういうことってあるよなー。とも思います。

お店では、やはり皆様に、一般的に好まれる味わいを作り出すので、その人にとっての味のバランスよりは、一般的な・・・。という風になってしまう。さらに、お酒を提供される場所では一般的にはやはり少し濃いめの味に。

そう思うと、家でお店の味を再現することって良いことなのかな?とか思ってしまいます。

お店をしていた時に、豆料理を出していて豆料理って豆の形が残ってると、食感もあって見た目もきれい。
でも、2日目、3日目の豆料理って煮込みすぎて豆の形が崩れて見た目が悪い。

・・・、でも、それぐらいグタグタの豆もまた美味しいのです。
豆の旨味が全体に広まってコクもあるし、甘みもあるし。

これは、家庭の味だよな。とか思ってしまう(笑)クタクタになった3日目のカレーとか・・・。

お店の味は、お店の味。もちろん楽しむことはとても良いことだけど、そこにこだわり過ぎていたり、またレシピ本にこだわりすぎると自分の、家庭の味を見失うかも?とか思ってしまう。

インターネット上で探すと山ほどのレシピが出てきます。
どうしたら良いですか?どのレシピが良いですか?の質問も、お答えが難しく、私自身もお料理教室では分量などはあまり伝えず、割合だったり、この材料(例えば葉物と根菜の違い)だったらこういう割合にしたり、こんな素材を使うと合うよ。というふうにお伝えしています。
私的には実際に素材と向き合って自分なりの答えを出した方が良いと思っているのと、
あれこれやってみたら良いなーと思っているので。

例えば、同じ野菜でも旬のものはみずみずしく生で食べてもとっても美味しく感じるものも、時期を過ぎると筋張ってたり、少し硬くなっていたりと、野菜でもそれぞれです。
しかも、今なんてあちこちから届く食材で「にんじん」一つとっても産地、大きさ、季節、種類、で本当に味わいも風味も食感も変わりますもんね。新しいにんじんの種類も豊富ですよね。

基本的には、包丁を入れた時にどんな感触かを確かめて、サラダにしようと思ってたけど、思っていたより硬くてしっかりしてるからやっぱり煮物にしよう。とか思うように、感じることができるようにと思っています。

あと、1品だけ作るのであれば良いのだけど、数品作るのであれば味のバランスなども変えていったほうが良いですよね。
油物が多いな。と思ったら、サラダは塩もみだけで油を入れないとかしています。
でも、メインになるお料理がなく、ボリューム不足かな?と思えば、練りゴマやピーナッツなどを使ったりして濃厚な味付けのサラダにしたりもします。

初めの第一歩は誰かさんの味の再現でも、もちろん良いと思うのですが、
その時にでも素材と向き合う、考える癖をつけてお料理をする。
慣れてきたら自分の味を見つけ出せるように。と思っています。

寒い地域には寒い地域のお料理が、暑い地域には暑い地域の郷土料理があります。
インターネットやレシピ本だけを頼りにしてしまうことなく、自分の土地で採れたお野菜を見て、感じて自分なりの「家庭の味」を作ることができると良いですよね。

私は大体、このお料理にはお味噌はなぜ入れるのか?などをお伝えします。味噌でなくても◯◯でも良いよ。とか、△△でも良いよ。とかもできるだけお伝えしています。酸味を入れるのに、今日は、これを使うけど、なかったら酸味であれば何でも良いよ。とか・・・。

いろいろなアイデアを出しておくと、その時々によってそれぞれが作りだすお料理のヒントになってくれればな・・・。

私は凝り性なので、興味があることはすごく調べます。しつこく調べたり、しつこく作ったりします。
周りが呆れるほどに(笑)

なので、少しでも多くのヒントを出していきたいな。と思うことと、結局、そこまで調べたり作ったりしても結論は、

「答えはない」「物事は変化していく」(食の世界も)

なので、知ることは必要ですが、こだわりすぎたり、縛られたりすることは不要だと思います。
楽しんで、視点を変えて、体の感覚を自然体に戻してお料理できることが、やっぱり一番の「家庭料理」だなー。と思います。

大切にしたいことは、「自分軸」
自分なりの軸を見つける、ニュートラルに持っていける中心軸を大切にすることで感覚がわかってくるような気がしています。
そうなると、いろいろな情報に振り回されずに必要な情報を選べるようになると思っています。

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by honeyant | 2016-08-24 13:25 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 08月 23日

畑を始めましたその1

5月ごろ、あるきっかけで畑を借りることになりました。
貸し畑で小さな小さな区画なのですが、やっと、一歩進んだ感じです。

このブログでも、よく畑したい。という内容のことを書いていたけどなかなか実現せずでしたが、やーーーっと時期が来たのでしょうか?
急に、コトが進んで畑を借りれました。

できるだけ、資材などは使わない自然農法でやってみたいと思っています。
が、実際のところは、放ったらかし農法。
夏野菜もどんどんと取れ出してはいますが、お水もあげてませんし、雑草もほとんど抜いていません。
マルチも雑草を刈ったものを少し根元に置いてるだけ。

それでも、頑張って育ってくれてて本当に感謝です。

プランター栽培も始めてるのですが、プランターはさすがに少し栄養があった方が良いのかなー??
ひょろひょろと育ってます。
まぁ、とりあえず初めてなのであれこれとやってみようと思っています。

6月のある日。
初めての畑は雑草だらけ。草刈りをして1畝作ってゴーヤ、ピーマンの苗を植えました。

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始めの状態。草だらけ。
でも、これは夏前なので、ここから夏はさらにすごいことになります。

















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6月初旬だったけど、草刈りだけで、しかも狭い範囲だったのに汗だく。人力でするのって本当に大変ですね。








































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そんなことで、畑を始めました。
この写真たちは6月1日のものですが、8月の今現在は、すごいことになってます。
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稲穂の成長も、風景で見るたびに早いなー。と感動するけど、小さな種から大きな実に育っていくのを見ると本当に生命の不思議を感じます。そして、またそこから子孫(種)を残していく。

Facebookの「Honey Ant」のページを作ったので、そこや、ツイッターには時々畑のことを書いていたのですが、ブログに書いてない!と思ってちょっと駆け足でまとめていこうと思います。

実際始めてみると・・・・・、全くわからないことにびっくりです(笑)
それでも、採れたお野菜はとても美味しくて、感動。

お弁当や教室でも時々使っています。
ぜひ、ご賞味くださいね。というほど採れてないけどー・・・。


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by honeyant | 2016-08-23 11:37 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2016年 08月 09日

家庭料理を考える その1

昔から趣味でお菓子を作ることが好きで、そこからパンも作り始め、ちょっといろんな理由があってお料理も始めて・・・。
またまた、ちょっとしたタイミングでVegan(植物性食材のみを使用する)ということを知り・・・

このなんとなくの流れから、「健康な食事」というキーワードで集まってくれる方々との話が増え・・・。

私としては、特に「健康な食事」だからということは全くなく、ただ「美味しいから」「好きだから」。
なので、私の感覚がちょっとズレていてちょっと違うなーと思うこともあり。

「◯◯は体に良いですか?」
「△△は体に良くないですか?」

などの質問で、私なりにはお答えしてきたけど、でもやっぱり最終的には自分自身でしかわからないです。
私にとってはあまり合わない。とある食材などについてその時は答えたかもしれないけど、でも実は今は好き。とかもあると思うし、
体調やそのときに置かれた自分の環境によっても食べ物、食べ方ってずいぶんと変わってくると思うのです。

私は、基本的に健康で大きな病気もしたことがないし、強いアレルギーもないのですが、
Vegan食を作っているというと、「やっぱり大きな病気がきっかけですか?」とか、「身内で大きな病気を持っている方がいらっしゃるのですか?」と聞かれます。

健康になりたいための食事=Veganやマクロビオティック、ローフードなどの制限のある食事。という感じになっているのだな。と感じます。

私は、ちょっとその軸からズレていて
健康になりたい食事よりは、楽しみたい食事。と、もっと大切にしたいと思っているのは地球全体にとっての良い方向へ向かえる食事。を意識したいと思っています。
もちろん、食事だけじゃなくて生活、生きていくこと全てにおいてできる限りそこの軸から外れたくないな。と思っています。

全てにおいて頑なに頑張って地球に優しい選択をしていくということではなく、
自分の「今」できること、考えることができることの中の選択をしていきたいということですが、その辺りも、もうその人それぞれの考え方とタイミング、環境などによって異なっていくのだと思っています。

そんなことで、食事の方法を枠の中に入れ込むということにとても抵抗があって、「マクロビオティック」という言葉も枠にはまり過ぎようとしちゃいそうで(この枠は「健康になりたい」食事という枠)もちろん、マクロビオティックだけではなく、薬膳やローフード、また、精進料理などもだけど、「知ること」は大切だけど、そこから自分の「今」を見て取り入れ、生かしていくということが大切なのではないかな?と思っています。

今、お料理教室をさせてもらって3年ほどが過ぎようとしていますが、
みなさんの期待すること、私の伝えたいことがちょっとズレたりすることがわからなくて何故かなー?と思っていたのですが、やっと最近になって、というか、ある方とある本に出会って「そういうことだー」って思えたのです。

以前からしつこく言ってはいたけど
私がお伝えしたかった食事って「Vegan食」ではなくて、「家庭料理」(植物性だけでも美味しいよー)っていうことをずっと意識していたから、
「◯◯は体に良い(悪い)ですか?」の質問にとっても違和感を感じていたのだな。と気がつきました。
*しつこいですが、vegan食のお料理教室をしていますが、動物性食材は全く否定していません。

家庭料理って多様です。
お家仕事って多様です。

そして、「日常」です。

その地域のやり方があり、その家のやり方があり。


そこから、今の自分のやり方を見つけていく。もちろん将来的には変更していく可能性もあります。
自分のやり方を見つけていくということがとっても重要なのだと思っています。

毎日の積み重ねなので自分にとっての負担にならない選択をしていくことが大切です。
時間、手間、場所、金銭、
いろいろな要因によってそれぞれの感覚が違うと思います。

私がお伝えしたいなと思っていることは、その選択肢の中の一つになるかな?きっかけになるかな?というようなことです。
これが正しいとも思えないし、実際に私自身がどんどんと変えたやり方をしたりもしてるし。

基本的には
分量などはお伝えしないようにしています。
食材もなんでも良いです。というのが基本です。

どこの調味料が良い、などもお伝えしません。

自分でも、なぜかな?と思っていたのですが、どこか、これは良いですよ。というオススメ食材をお伝えすることに違和感を覚えていたのですが、やっと自分自身で納得のいく答えが出せそうです。

やっぱり、
「家庭料理」「日常」だからだなー。と思うのです。

それぞれの価値観で選ぶこと。考えることが大切なんだって思うのです。

私が食材選びで一番大切にしていることは、
「地域」です。
できるだけ近くのもの、知人友人からのもの、顔の見える・・・という写真付きということではなく、知っている人から購入したいな。と思っています。
これは、私の軸です。
生産者であっても販売者であっても、この人から買いたい。と思ったものを購入するようにしています。

調味料のレッスン全6回でしていますが、
それぞれの調味料の作り方や素材、ラベルの見方などをお伝えし、どのような種類があるのか?どういうものがあるのか?ということをお伝えし、それぞれの調味料を生かしたお料理を作っています。

オススメの調味料はお伝えはしません(笑)
私が使っている調味料はもちろんお見せしますし、なぜこれを選んだのか?ということもお伝えしますが、
どれが良いというのを教えて欲しいと聞かれたら「わかりません」とお答えしています。

あまりにも遠い場所から購入しないといけなくなっても困るし、自分の価値観で選ぶことが大切だと思うからです。

先日、ある本を見て「!!」となったのですが、私が伝えたかったことってこういうことだったんだなーと文章化して教えてくれたので深く納得したのです。
最近、1ページごとに「そうそう!!」となって読んでいます。(もちろん、意見違うなーと思うこともアリ(笑))

「美味しい法則」 著 野崎洋光さん

その中に調味料のことが書かれていました。
「調味料は特別なものでなくても良い」
「調味料はロマンだよ」

まさに、その通り!(笑)

調味料は作り方を知ってちゃんと選ぶことができたらあとは、もう好みです。
その好みのところを「ロマン」と表現されていて思わず笑ってしまいました。
本当に、その通りー。

3年熟成の年月に思いを馳せ、どこどこの海水を天日干しした塩の風景を思い浮かべ・・・。などなど(笑)

まさに、そんな感じ。

食に関することでの私なりに毎日考えていること。大切にしたいこと。
なんとなく、言葉にしていきたいと思うタイミングなのでちょっとつらつらと書いていきたいと思っています。

長くなりそうなので少しずつシリーズ化していきます。

お料理教室で伝えたいこと、料理の作り方もだけど、もう少し違う部分を大切にしたいな。と思っています。

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by honeyant | 2016-08-09 14:28 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2014年 02月 24日

好き嫌い

好き嫌いってありますか?

どんなことでも、好き嫌いがないってことはないと思うのです。
勉強にしても、好きな科目と嫌いな科目があって、表現をかえると得意な科目と苦手な科目があると言う表現になると思います。
『好き・嫌い』で二分する事はないですが、『得意・不得意』と言うのは確実にありますよね。

食べ物にしても同じだと思います。
『甘いのが苦手だ』や、『辛いのが苦手だ』と言うのがありますよね。その人の身体にとって必要ないもの、その時必要ないものは『苦手だ』と身体はちゃんと判断します。
でも、『これは身体にいいから』とか、『これを食べなければ』と頭で判断する事が多くて、必要以上の栄養を摂りがちになってしまったり、身体の本当の声を聞き逃してしまったりします。

よく聞かれる事で
「子供がお酢を食べないんだけど・・。」や、「特定の野菜を食べないんだけど・・・」と言われます。
特にお子様は
『酸・苦・辛』の3味が苦手です。よく言われるのはこれらの味を持つ食は間違って食べると生命の危険を伴う場合があるので本能で拒否すると言われます。
体内にいる時や授乳中、お母さんが辛いものばかり食べていたりすると耐性が出るとも聞いた事もありますが、さてそのあたりはどうなんでしょうか?(笑)お母さんが食べてるものだから安心と言う事で慣れてくるのでしょうか??

私は、大人であっても『苦手だな』と思うものは基本的には食べる必要がないと思うし、『美味しいな』と思うものはカラダに合ってるのだと思います。

これもよく聞かれますが「酵素ジュースは糖分が高いけど大丈夫ですか?」と言う質問があります。甘いな。と思ったら、きっとそれ以上の甘みは欲していないんじゃないかな?美味しいな。と思えば、糖分もだし、酵素も必要なのかもしれません。
今日は美味しかったけど、今日は美味しく感じなかった。ももちろんあると思います。

お子さんが甘いものを沢山食べ過ぎてしまう。と言う話もよく聞きますが、「甘いもの」「油脂分」は特に好きですよね。甘いものはすぐにネルギーになりますし、油物は脂肪をつけてくれます。生きる上で大切。だから基本的には好むのでしょうね。
なので、放っておくといつまでも食べちゃいます。これは、お子さんの判断能力が効かなかった場合もあると思うので止めた方が良いと思います。

確かに、色々な食を楽しめるので『好き嫌い』がない方が良いかもしれませんが、無理して食べさせよう〜!とか思わなくても、そのうち食べるようになってくれるのではないでしょうか?こんなに飽食の時代なのに数種類の食材が食べれないからと言ってたいした問題でもないように思います。

お子さんは周りの空気や、お母さんやお父さんの表情や何を考えているのかな?どう思っているのかな?と言う事をきっと私たちよりも敏感にキャッチしています。
苦手なものを『食べなさい!!』と食事中、言われ続けるよりも、『美味しいね〜。』とお父さんもお母さんも楽しく食べているほうが意外と、『お母さんが美味しいと言ってるのだから美味しいかも?』とか思ってくれる時が来るかもしれません。

小学校から中学、高校そして大人になってもまだ味覚って変わっていきます。小さいうちからあれこれと食べさせようと躍起になるより、まぁ、いつかはこの美味しさを知る日もくるであろう。ぐらいに思ってた方が良いのではないかな?(笑)

味覚に慣れさせないといけないという今の教育って本当に不思議です。こんな事書いたら怒られちゃいそうだけど、なぜみんなと同じでなければならないのか?数種類しか食べ物がない時代だったら、もちろんわかりますが、この飽食の時代に一つ二つ好き嫌いがあったからってそんなに困る事もないだろうし、そのうち食べれるようになりますよ。

ただ、好きなものを好きなだけ食べさせるとか言うのは違うと思っています。
甘いものしか食べないからお菓子だけあげてる。とか言うのはありえませんが、他のものは普通に美味しく食べてくれている、楽しんで食事ができている子であれば、多少の苦手分野はあっても良し。と思ってあげても良いのでは?と思います。

お子様の味覚は鋭いと思います。添加物の味もわかるお子様も多いですし、野菜の味わいもわかる子も多いです。添加物が多いかな?と思う場所に行ったら食べてくれなかった・・・。というのもよく聞く話です。
私たちより純粋で頭ではなく、身体で感じているお子様の味覚は実は私たち以上に正しいのかもしれません。
お子様の言う事を正すのではなく、以外に参考にすると良かったりして。


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by honeyant | 2014-02-24 23:26 | 食に関する考え事 | Comments(0)
2014年 02月 18日

土を実際にさわる事

食に携わって活動をさせていただいていると、同じく食に携わってる方とよくお話をさせていただきます。

実際に食事を提供される側のレストラン、カフェの方、食材を扱われる小売業の方、そして食材を作ってらっしゃる農家さん。

それぞれの立場で、それぞれの想いがあって皆様活動されているので、本当にお話が貴重でとても勉強になります。

私は畑も田んぼもしていないので、もう農家さんから聞く話が全部になってしまっているので「頭でっかち」です。でも、知らないより、知る事。そして自分に何ができるのか?何を選択していくのか?と言う事を知る、考えることが大切だと思っています。

食に本格的に携わりはじめた10年ほど前から少しずつ色々な事を知りはじめ、知れば知るほどに不安になったり、憤りを感じたり、なぜ?と思うようなシステムがあったりして、もうどうしたら良いのか????と思い悩む時期が多くありました。

農家さんは農薬を使用したくないのに使用せざるをえない事情があったり、無農薬で丁寧に育てられた作物が流通に乗らなかったり。

なぜなんだろう?って反発や批判ばかりの感情が出てきていたのだけど、ふと、なぜそうなったんだろう?と言う事を考えはじめました。

虫がついていたら嫌だ。いつも沢山の食料の中から好きなものを選びたい。冬でもトマトやキュウリ、なすびなど夏野菜を食べたい。安い方が良い。見栄えが綺麗な方が良い。大きく肥大した方がお得な気がする。

そんな野菜の事を考えない、野菜の事を知らない消費者が増えたのが原因なんじゃないかな?

農薬がダメ、肥料がダメ。と情報だけが流れがちだけど、それを求める消費者がいると言う事がそういった事に繋がっているのではないかな?と思います。

なぜ私たちは自分たちの食べる物、事について知らなさすぎるのだろう?

原因は土離れにあると思います。
もし、家で少しでも畑をしていたら、多少の土は仕方がない、虫食いもしょうがないな〜って思えるのではないかな?慣れてくれば購入したお野菜がピカピカ過ぎなくても多少見栄えが悪くても何とも思わなくなるんじゃないかな??

日本人が綺麗好きで潔癖主義だとよく言われてますが、綺麗な状態ってどんな状態なんだろう?ってとても思います。目に見えない菌にたいしてもあまりにも日常からかけ離れすぎていて、私たちに有益なのか有害なのか見極めるのも難しく感じます。

ちょっと話がそれますが、
某製パン会社のパンがカビない理由が書かれていた文章にたいしての批判の文章に(ややこしい・・・すみません)
大手会社の製造室は菌などが入らないように滅菌、除菌されているので一般家庭で作るパンより雑菌が少ない。なのでカビは生えない。と言うような文章を見かけました。

梱包袋にも除菌剤が着けられていると思うので、たしかに袋を開けないままでしたら菌が入り込む事がないのかもしれません。でも、封を開けたら空気中の菌たちは普通に食品につくと思います。
封を開けたパンがまだカビが生えないと言う事になれば、やはりちょっと不思議だな〜と思います。(実際のところは私にはわかりません。実験をした事もないので・・・。)
そして、もしその事が家庭では工場よりも清浄システムがなってないと指摘があれば、あ、た、り、ま、え、だろう〜!!って思います(笑)除菌室に住むのですか〜?
どんな綺麗好きなんだ・・・。

そんな文章を読みながら、私たち消費者が何を求めていくのか?と言う事が大切なんじゃないかな?と思いました。
日持ちはして欲しいけど、薬は使用して欲しくない。とかそんなわけないですよね。
除菌された衛生管理がとても整った場所で作られたパンと人の手で捏ねられた、でもカビちゃう。と言うパンのどちらを選びたいのか?と言う事になると思います。

企業は、消費者が求めるものを真剣に一生懸命作って下さっているのだ。と思うのです。選ぶのは私たち消費者ですよね。

野菜の事に話は戻りますが、野菜も同じ事だと思います。
沢山欲しい、厳しい天候が続いても安定してスーパーに並んでいて欲しい。できるだけ安い方が良い。土や虫はついていなくて綺麗な形の整った野菜が良い。

私たちが実際に畑をしていなくて店頭に販売されているお野菜しか知らなかったら、要望はどんどん膨らみます。それこそ、日持ちする方が良い。洗ってあったらなお良い。
などなど・・・。

こういった消費者のニーズに応えて今の農業は成り立っていると思います。

数年前からオーガニック、有機栽培、自然農などの言葉もあちこちで見る事ができて「安心なのかな?」と思っちゃいますが、全てにおいて安心と言うわけでもないな。と言う事になっています。
これは、私たち消費者が野菜を知らずに言葉だけを思い求めるからだと思うのです。

食事に対するものも同じだと思います。
マクロビオティック、ヴィーガンなども言葉だけが先行していて実際の思想や概念からちょっと外れてしまっていたり、これだから良い。悪い。と二分に分けがちです。

オーガニックと有機栽培はほぼ同意だと思います。自然農はまた違う。
無農薬もまた違う。
無農薬は基本的に農薬を使用していないという意味になるとは思うのですが、実際には使用している場合もあって栽培期間中無農薬と言う事になると思います。
自然農は色々なやり方があるのでなんとも表現しにくいですが、自然のままに人間が手を出す事は最小限にとどめる農法だと思います。

有機栽培は有機肥料を使っています。化学肥料は使用していなくても有機肥料の中にちょっと「??」と思うような肥料もあったり、また有機肥料であっても多量に使用すると安心ですね。と言う事にはならないですね。

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(ココからちょっと話がそれました。でも、消すのも何だと思ってそのままに。)

昔、北海道の方に「北海道はおいしい作物がたくさんで良いですね」と言ったら、「北海道産より、関東産の方がおおいですよ〜」とおっしゃってました。北海道産の作物は本土の方が売れるから北海道には関東産のが来るって・・・。何ともびっくり。でも、これもまた私たちが「北海道物産展」が好きだからですね(笑)

流通が発達しているので日本全国のみならず、世界各国から沢山の食材が手に入ります。北半球はもちろん、最近では「○○族の××」が良い!みたいなのまで出ていて日本の真裏、遠いところからはるばると食材がやってきます。

***********************************
(我に戻って続き)

言葉だけを沢山覚えて、野菜本来の姿を見ず、言葉を追うけど考え方や選び方は「安い、大きい、沢山ある、いつでも選べる、いつもある、同じ形、虫食いはあまりない方が良い」という事では、
企業としては、
言葉を使用して、そういった沢山の要望に応えようとするのではないでしょうか?

結局のところ、自分たちがしっかりと選んでいくしかないのかな〜?と思うのです。「有機栽培は怪しいらしい」と言う言葉だけを飲み込んでしまうと、せっかくの有機栽培のおいしいお野菜まで見過ごす事になりかねないし、言葉って本当になんとでも言えますものね。
実際に沢山並んでいるスーパーのお野菜を販売するのに企画したり、キャッチコピーやポップを考えるのってプロの方のお仕事。雑誌や情報誌に載せるのも農家さんではなくてプロのライターさんが書いたもの。そんな方々は言葉のプロですからやはり心に響く言葉を選んできますね〜(笑)

では、どうやったら見分けられるのでしょうか?
私はやっぱり自分で作ってみるしかないと思っています。そんな事無理でも、小さな鉢植えからでも土と種とで小さな作物でも育ててみて、育てるってどんな事か?と言う事を体験できる事が大切なのでは?と思います。

*あまり書きたくないけど、私が思っているのは土をさわる事。水耕○培ではないですよ〜。

少しずつでも土をさわり、実際に育ててみたら本当のお野菜や作物ってどんな事なんだろう?ってわかると思うのです。上手に育てられなかっても、それだけ大変なんだな。と思うだろうし、上手に育ってくれてももちろん嬉しい。
野菜本来の姿に興味を持ちはじめ、土をさわっていたらきっと、同じようなお野菜に出会えるんじゃないかな〜?と最近そう思いはじめています。

言葉をとって判断するのではなく、実際に自分自身の五感を使って心地よいと感じる判断をしていきたいと思っています。

そんなことで、今年はちょっと田んぼと畑も体験したいし、お家で少しだけお野菜も育ててみようと思っています。自分だけではできないのでトマト農家の星野さんのとこで(笑)

頭に知識を入れたら、カラダを使って五感を働かせて知恵をつけていきたいですね。
たくさんの中から選ぶ事を止めて、少しの種類の中からでもしっかりと育っている野菜を中心に色々なお料理にしていく事もとても楽しいですよ。

お料理教室をしていて、皆様が「特別な事をしなくてもお野菜って本当に美味しい」とおっしゃって下さいます。また、破棄部分も少なくて下準備が楽だしゴミにならないし、結構沢山食べれるので見た目よりお得かもしれません(笑)

もちろん、一番は頭ではなく身体と心が喜んでいる気がします。
そんな事で、皆様も一緒に無理のない範囲で家庭菜園始めてみませんか?
私も、またご報告しますね〜!!
新鮮野菜モリモリ♡
見てるだけで癒されます☆
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by honeyant | 2014-02-18 21:43 | 食に関する考え事 | Comments(2)