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2018年 01月 23日

在来種の野菜

花背に来てからのお野菜事情は、過去にも何度か書かせていただいているのだけど、
こんなにもたくさんの在来種のお野菜が届くので
それらをできるだけご紹介を含めて、自分の覚書にも書いていこうと思っています。

在来種とは
「在来種(ざいらいしゅ、native species)とは、ある地域に古くから存在する生物(下位区分である亜、品種なども含む)やその系統を指す。」
と、Wikipediaに書いてある通り、その地域に根付いた、もともとそこにあったものを指します。

ネットなどで少し調べればきっとすぐに見つけることができると思うのだけど、
対比する言葉で
「F1種(エフワンシュ)」という1代限りの種の種類があります。

在来種の他に、固定種という呼び方もあって、これらはその土地で種がまかれ、作物が育ち、種をとる。次のシーズンでそのタネを蒔く。を繰り返す種のことを指します。

対してF1種は種苗会社が作っているタネを購入し、作物が育つ。1代限りなので次の種を取ることが目的ではなく、その時のお野菜を収穫することを目的としています。

今のお野菜はほとんどがF1種です。
無農薬、有機農家さんもF1種の種を使われている方も多く、在来種・固定種の種から育てられてる、また種取りをされている方はほとんどいないのではないかなー??と思います。

F1種は、早くに成長させたり、大きく成長させたり、甘くしたり、病気に強かったり、暑さ、寒さに強かったりと色々な特徴を持たせてくれた種になるので、在来種に比べて安定したお野菜を収穫できます。

在来種のお野菜は、その土地にあったお野菜にはなるものの、とても不安定だし病気にも弱かったり、形が不揃いだったり、収穫がとても難しい。

種を取ると簡単に思っても、交配しやすい種もあったりして純粋な種取りをすることは結構難しいようです。
あと、実際にやってみると、土地がないとできないー。となります。
例えば、完熟のものをいただくもの、トマトとかかぼちゃとかであれば種取りは食べるときに行えるのだけど、
未完熟のものや葉物の場合は、花を咲かせて完熟になるまで待たないといけないのです。
結構場所とります。

そんなことで、種を取るって意外に、というか、相当難しい。ハードルが上がります。

在来種のお野菜、そこまでしてどうして?
となるのだけど、
まずは、
「種を守る」ことが一番だと思います。
今現在もほとんどの種を購入することになっていると思うのだけど、その種がないと作物ができない。となると、
種の金額が高騰したら・・・。とか、欲しい種を種苗会社が作ってくれなかったら・・・。とか、
ホームセンターなどの種のコーナーを見てもわかるけど、
「大きくて早く育つ大根」とか、「病原菌に強いキャベツ」とかの種がほとんどです。
まぁ、もちろんその目的で作られているので・・・。
なので、収穫が不安定な在来種のお野菜は淘汰されていってしまいます。

でも、もともとあった本来の形、種がなくなってしまうことって本当に寂しいことだと思うし、先日書かせてもらった「漬け菜」を含めて日本古来のお野菜が絶滅の危機になっているそう。

それらは、もともとその土地にあった種なのでその土地で育ちやすい。農薬も肥料もそんなに使わなくても良くて、自然の形で育ってくれます。
そして、いただくと、それぞれに特徴があって本当に美味しいし、旨味があります。

そんなことで、在来種のお野菜はかなり貴重だし、ありがたいお野菜たちです。
私も知らないことばかりなので、農家さんに教えてもらいつつ、ご紹介していけたらなと思っています。

秋頃から届けてもらっているのでもうすでにすごい種類をいただいているのだけど、冬でひと段落(この辺りは冬野菜が取れないので)なので今のうちに書いていきますー(笑)


*上庄里芋 
福井県の大野地区の中の上庄で作られている里芋。里芋、かなり好きなので良く使うのだけど、本当に美味しいです。花gri耕房さんのお野菜なのだけど、掘りたてが美味しいからとその日に掘ってきてくれます。皮が薄かったのでそのままでも食べれそうな感じでした。
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*美山コカブ 東京(江戸野菜)
そのまま食べても美味しかったし、煮ても焼いても甘くて緻密で美味しかったです。
(おいしいしか言えんのか・・・みたいな感じですが・・・。すみません)
もちろん、葉っぱも塩もみしたり、炒めたりでカブ特有の甘みのある感じでした。
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温海かぶ(あつみ) 山形県
赤カブ。軽く苦味があって塩漬けにして漬物風にしたり、マリネにしたり。
色が綺麗だし程よいアクセントになる苦味が美味しいです。
柿とマリネにしました。

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方領大根(ほうりょう) 愛知県。
焚き物にしました。
そのままでも十分に味わいのある美味しい大根です。

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仙台雪菜 宮城県
小松菜と同じような感じで。と言われたのでお揚げさんと焚き物に。
しっかりとした味わいでした。小松菜よりもしっかりとした食感と味わい。そんな感じ。小松菜好きなので嬉しい。
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大浦ごぼう 千葉県
京都の堀川ごぼうのように中が空洞になるごぼうだそうです。
味わいも良くて柔らかなごぼうでした。
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べにきらら 
カロチンが多いので黄色が強いです。
甘いサツマイモはちょっと苦手で、昔ながらの鳴門金時が好きなのだけど、このべにきららは甘みも旨味もあるけど、べったりの甘さではないし、鳴門金時の感じとも違う。
色味も綺麗だったしで、とても好評でした◎
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べにはるか とっても甘いサツマイモの品種。
焼き芋にして食べたら、あっという間になくなってしまいました(笑)
干し芋にもしました◎
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黒田五寸人参 
間引き菜の人参の葉。まだ小さかったので葉が柔らかく美味しかったです。
そのまま炒めたり、サラダに入れたりしたのだけど、
米粉でかき揚げにしたら、とても美味しかったです。
結局、きたらかき揚げばかりしてました(笑)
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備忘録。まだまだ前半。
野菜の名前を聞いたり、調べたり、ルーツを調べたりしてたらさらに愛着が湧きます。

今後はお料理とかも載せれたら良いなとか思ったり・・・。
まぁ、なかなか写真を撮るのが慣れないので難しいけど。。。
そんなこともご紹介できればなと思います。

こちらの方々にお世話になっています。


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by honeyant | 2018-01-23 16:12 | 野菜、農家さん、食材 | Comments(0)


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